エル・クラン

3.3 信頼度(A)

制作年:2015年 制作国:アルゼンチン 上映時間:110分

Netflixで視聴可能な作品「エル・クラン」の概要

1980年代アルゼンチン。史上最悪な独裁政治から7年以上が経ち、徐々に民主政治を取り戻していた時代。裕福で、近所からも慕われるプッチオ家は、父アルキメデス(ギレルモ・フランセーヤ) を筆頭に妻、息子3人、娘2人で幸せに暮らしていた。そんななか、マルビナス戦争(フォークランド粉争)の結果政府が転覆。政府の情報管理官として働いていたアルキメデスは無職になってしまう。
ある日、長男アレハンド口(ピーター・ラソサーニ)は、同じラグビーチームの友人に車で家まで送ってもらっていた。そこへ突然、見知らぬ車が割り込んでくる。その車から出てきた銃を持った男たちは二人の頭に布を被せ、さらっていった。友人は車のトランクへ、アレハンド口は助手席へ放り込まれた。なぜか運転席の男は乱暴されたアレハンド口を気遭う。そこで、覆面を取ったのは、 父アルキメデスだった一 翌日、アレハンド口が練習場へ到着すると、チームメイトが誘拐されたことが既に広まっていたが、誰一人アレハンド口を疑っている様子はない。
皆、姿を消した友人を心配しており、複雑な心境になる。犯入が捕まらず街に不安な空気が流れるなか、プッチオ家はいつもと変わらない生活をしていた。タ飯の時間になると、アルキメデスは妻エピファニア(リリー・ポポヴィッチ)の作った料理を、キッチンではなく、2階の奥にある鍵のかかった部量へと運んでいく。なんとその部屋は、プッチオ家に特設された(監禁部屋)だったのだ。

Netflixで視聴可能な作品「エル・クラン」の予告動画

タイトルとURLをコピーしました